FXによる投資における課税について

FX取引で、マスコミなどで取り上げられるものに脱税があります。この場合には数億など、巨額の利益があるにもかかわらず申告をしないために国税庁より摘発されることになりますが、少額であっても納税対象となった場合には税金を払う必要があります。まず、FXによる利益は雑所得に該当し、その金額が納付対象となっている場合には納税義務が発生することになります。対象となる内容には年収などの関して規定がなされていますが、ここで、押さえておきたいポイントとしては、1つ目としては、給与所得者の場合20万円を超えると確定申告をして納税をする必要があことと、2つ目としては、給与所得が無い場合でも38万円を超えた場合には納税をする必要が生じることがあります。

そのために、例えば、専業主婦などでも納税をする必要があります。FXでは、為替差益とスワップポイントによる利益に対して税金が発生しますが、ポジションを持っている最中に関しては取引会社によって判断が異なっており、通常は課税対象とはならないものの、事前に確認が必要となります。また、この場合、複数の口座を有している場合には、損益に関しては合算をすることができるようになっています。FXによる課税額は、所得金額によっても異なっており、例えば、最も少ない場合として195万円以下では15％の税金が発生することになります。

1,800万円以上が最も高く、この場合には50％の税率となり、その間は所得額によって20％や30％などと定められています。FXの投資では、通常のもの他に、くりっく365という取引所で行われるものがありますが、くりっく365では所得額に関わらず一律20％の税率となり、損失に関しても3年間までは繰り越せるというメリットがあります。但し、取引における手数料は割高となることを認識しておく必要があります。