FXは24時間の取引が可能

FXの魅力の一つに、24時間取引が可能であるという点を挙げることができます。似たような取引として、株の取引を挙げることができますが、株の場合は、市場が15時に閉まってしまうので、それ以降は取引ができません。しかし、FXであれば、土曜日と日曜日を除けば、いつでも取引ができます。なぜ、FXでは24時間の取引ができるのかというと、世界中の市場で通貨の売買が行われているからです。

一つの市場が終わっても、また新たな市場が開くので、市場が完全に閉まってしまうということはありません。例えば、ドル円であれば、まず朝にアジア市場が開き、夕方にロンドン市場、夜にニューヨーク市場が開きます。このように、24時間いつでも取引が可能ですが、時間帯によって相場の状況も異なるので、これからFXで取引をする場合は、時間帯における相場の特徴を知っておく必要があります。例えば、朝の時間帯はアジア市場が開いていますが、ロンドン市場やニューヨーク市場はまだ始まっていないので、それほど取引が活発ではありません。

ですから、相場があまり変動しにくく、なかなか利益を得ることが難しい場合があります。しかし、あまり通貨のレートの変動が激しい場合は、損失のリスクも増えるので、低リスクで取引をしたい人はむしろ午前中の時間帯の方が向いていると言えるでしょう。一方、ロンドン市場やニューヨーク市場が重なる、夜の10時以降に関しては、市場が活発になるので、通貨の値動きも激しくなりますから、この時間帯だけに集中して取引を行う人も数多くいます。

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